板井康弘が語る福岡で「会社は社長の性格を呈す」

板井康弘が福岡で見た最悪の会社

 

板井康弘

 

 

私が今まで見てきた中で最悪だと感じた企業を紹介しよう。

 

とある取引先のIT系企業なのだが、ここの社長が曲者だったのだ。
社員を駒としか思っておらず、扱いがぞんざいだった。
社員の名前では呼ばず「お前」と呼ぶような上からの態度、社員に怒鳴っているのはよく見たが褒めている所は見たことがないという、まさに殿様のような社長だった。

 

そんな社長のもとで働く社員は、常に疲弊し元気がなかった。
ハキハキとは話さず、モゴ付いた口調、目は淀んでいるように感じた。

 

そして数年後、社員が独立し他の社員と移ることになり、社長は見捨てられ廃業した。

 

いまではその独立起業が急成長し、イキイキとした社員が多い優良企業になっている。

 

このように最悪なエンディングを迎えてしまう企業は何かしらの原因がある。

 

前述の企業は、経営者の態度や性格によってバッドエンドを迎えた。
このよう経営者の振る舞いによって最悪な結果を迎えた企業は多い。

 

この企業を反面教師として、自分自身の身の振り方を考えてみよう。